HOME 住宅のまめ知識
・住宅のまめ知識
家造り・新築
リフォーム
土 地
暮らし・住宅
その他
 
住宅のまめ知識

家造りのTips(新築編)

 予算について

 住宅メーカーを選定する基準の一つに「坪単価」を参考にする場合があります。
しかし、実際に家を建てる際に必要となる費用はそれでは足りません。
 
  坪単価で計算した金額に、大体3割ほど上乗せした金額が
  実際の総費用になります。
内訳は以下の通りです。

(1)本体工事費
  建物本体 のみ の建築費用。坪単価×坪数で概算されます。(全体の70%〜80%) (2)別途工事費
  照明器具・カーテン、水道・ガスの引き込み、アンテナや冷暖房設置、排水・浄化槽、
  地盤調査、外構工事(カーポートや外壁など)、etc
(3)諸費用
  設計料、各種申請費用(建築確認申請など)、登記費用、地鎮祭・上棟式費用
  ローン保証料、団体信用生命保険料 などなど
(4)税 金
  印紙税(契約やローンなど)、不動産取得税、固定資産税、消費税 など
(5)そ の 他
  引越し代、家具・電化製品の購入、近隣への挨拶、新築祝い など

 よくあるトラブルの一つがこの「予算」に関することです。
  弊社では資金繰りや支払い時期など、分かり辛い所もしっかりアドバイスいたします。



家造りのTips(リフォーム編)

 バリアフリーについて

 最近よく、「住宅のバリアフリー化」 に関するご相談が弊社に寄せられます。

お年寄りがお住まいの家につきましては、家の中でのケガや事故を未然に防ぐため、または足腰への負担軽減のためにも、ご一考の価値はあると考えます。
 
 でも、具体的にはどんなことをするのでしょう? 下に主な点をピックアップしました。

(1)手すりの設置
  階段はもちろんですが、廊下(生活導線だけでも)にも手すりがあると効果大!です。
  また、トイレ・お風呂にもお忘れなく設置しましょう。

(2)床の段差をなくす
  ちょっとした段差に足を取られる事故が増えています。
  部屋と部屋の境目・・・特に、利用頻度が高い、リビング・トイレ・お風呂は大丈夫か
  チェックしてみましょう。

(3)トイレ
 洋式トイレを設置します。
 車椅子をご利用でしたら、トイレ室内の幅を広げる工事を
 お奨めする場合があります。
(4)お風呂
  お風呂は事故率が大変高い場所です。
  まず床ですが、すべりにくく水はけが良い素材への変更をお奨めしています。
  浴槽も低いものを選択し、できれば浴槽内に腰かけが付いているものをお奨めします。
  シャワーや、洗髪ができる洗面台もできれば欲しいです。

(5)電 灯
  足下灯を中心に明かりを増やし、スイッチに付いても一工夫することをお奨めします。
  長年同じ住宅に住んでいると位置関係に慣れてしまい、夜暗い場所でもつい明かりを
  付けずに移動してしまいます。センサーで自動点灯する照明を使うのも手です。


家造りのTips(土地編)

 土地購入の前のチェック項目

 土地の購入する機会ですけど、普通はそうそう無いかと思います。
そこで、購入前に「これだけは抑えておきたい」チェックポイントをあげてみました。

◆土地のチェックリスト

 1.隣地との境界   (資料どおりの土地形状か?等)
 2.土地に接する道  (土地が道路に面しているか?道路の所有者は?)
 3.土地の面積   (登記簿どおりの広さか?)
 4.建築確認申請が通る土地か?
 5.日当たりや周囲の環境などが希望通りか?
 6.都市計画の有無
 7.ライフラインの確認

◆契約のチェックリスト
 1.金額の確認

   (1) 土地の売買代金
   (2) 仲介手数料
   (3) 諸費用

 2.重要事項説明書の内容確認、交付
 3.契約書の内容確認、交付


   2は、契約を交わす前に、宅地建物取引主任者が読み上げます。
   ただし、専門用語や法律等で構成されており、その場で理解・解釈することは
   かなり難しいです。
   2と3は、事前に渡してもらうよう要求し、契約の場に赴く前に、内容を時間を
   かけてチェックすることをお奨めします。

 4.手付金の交付
 5.領収書の受け取り


暮らしと住宅のTips

 夏の猛暑対策

 地球の温暖化が心配される中、都心部ではここ20年で30度を超える日数が2倍ほど増加したそうです。
 もっとも夏場の気温上昇は、異常気象よりも 「ヒートアイランド現象」の深刻化が原因といわれています。 アスファルトやコンクリートが熱をため込み外に放出されず、 その暑さをしのぐエアコンから出る熱風が気温をさらに上昇させるという悪循環を引き起こしています。
(緑の多い川内ではそれほどでもないかもしれません)
 そこで、なるべく環境を考慮した、夏の猛暑をしのぐ方法を紹介します。


◆1 「 打ち水 」

 昔から伝わる庶民の知恵 「打ち水」。庭や道路にサッとまくだけで随分違いがあります。
 コレ自体は皆さんご存知かと思いますが・・・実はちょっとしたコツがあります。
 
 1.朝夕の涼しい時間にまく
    (昼間にまいても、すぐ蒸発して長続きせず、湿度が上昇するだけです)
 2.日陰や風通しの良い場所にまく
    (上記理由に準じます)
 3.できるだけ広範囲にまく
    (ご近所の方と相談して、ご一緒にまかれると効果UP!)

 ★ マンションにお住まいの場合・・・
  ベランダに水をまくと、同じような効果が得られます。(1uあたり1Lが目安)
  特に夕方にまくと夜がしのぎやすくなります。
  ※ ただし、防水加工のないベランダはまき過ぎないで下さい!

 ★ 家庭菜園
  十分な広さの庭がある家でしたら、家庭菜園を設けることで、打ち水と同等の
  効果が得られます。


◆2 「 日よけ 」を設置する
 直射日光の入る南側〜西側の窓に日よけを設置するだけで、結構効果がありますが、さらにもう一手間かけると、かなり過ごしやすくなります。

 1.「緑のカーテン」
 (1) 直射日光が入る窓やベランダに、園芸用のネットを張る
 (2) 朝顔、ゴーヤ、ヘチマ、キュウリなどのお好みの 「つる
     性の植物」を這わせる
  ※ 急いで作る場合は朝顔がよさそうです。
    (詳しくは花屋さんにご相談下さい)


 2.「 すだれ 」
   1の「緑のカーテン」は、設置・・・と言いますか、成長に時間がかかるのが難点です。
   そこで、「すだれ」を置き、その内側(部屋側)に霧吹きで水をかけることで同等の
   効果を得ることができます。

  ※1・2共に、コツは、窓とすだれの間に空間を設けることです。

その他